(2)として
過疎地域自立促進のための
地方債、法第12条
参考例と書いてある箇所をお願いします。ここでは
事業費が1,000万円で国が4分の1の250万円、県が4分の1の250万円を
補助してくれる
事業があるものを例にしてあります。国と県の
補助金以外の500万円を町が
地方債を借り入れて執行する場合、借入金ですから利子が発生するのですが、ここでは利子がゼロと仮定し、お話しします。500万円を借り入れた場合、通常の
地方債で借り入れた場合、500万円の全額を
税金等で返済することになりますが、
過疎債が借入できる
事業ならば、
過疎債を活用することによって、500万円の返済のうち、70%の350万円が国の
交付税で還元されることとなり、
税金等で返済する分は150万円となります。
過疎債を活用できる
事業であれば、
過疎債を使った方が町にはお得ということになります。
ページは戻りまして、7
ページをお願いします。
過疎地域の特別な支援を受けるために必要となる
町計画の策定に向けた
スケジュールを7
ページから8
ページに示しました。先ほど、御
説明しましたとおり、県が策定する
自立促進方針に基づいた
町計画となります。4月に
過疎地域に指定された後、直ぐに
神奈川県と
協議を開始しました。県はどんなに早くても
自立促進方針の策定は12月になるとの見解を示しており、通常に考えますと、県が
自立促進方針を策定した後、12月以降に
町計画の
策定作業にとりかかるのですが、そうではなく、
県方針策定との整合を図りながら、作業を進め、12月に県の方針が策定された後に、すぐ
町計画が議決できるよう
スケジュールを組むことにより、今年度の
平成29年度から
過疎債等の支援を有効に活用できると判断し、本年12月
議会で議決していただくことを目標に
スケジュールを設定いたしました。 12月
議会議決に向けた
町計画策定にあたり、5月中旬に各課の
係長クラスを中心とした
庁内調整会議を組織し、県との
調整作業などに取りかかっております。
庁内調整会議での
調整、
管理職クラスでの
調整という段階を踏み、
町計画(案)をまとめ、9月上旬の
議会の会期中には、お示しできるよう鋭意作業を進めております。
議会に
町計画(案)をお示しした後に、9月には
住民説明会、
パブリックコメント、
町計画(案)の
見直し、11月には県との
協議、県の同意を経て、12月
議会での議決、来年、
平成30年1月に国への提出を考えております。
9
ページから12
ページは、
平成29年4月22日の
町政報告会で使用した資料です。若干
説明の中でも使いましたが、住民の方に対してはこちらの資料を使いまして
過疎地域指定についての
説明をさせていただきました。
12
ページを御覧いただきたいのですが、7
ページ、8
ページではかなり詳細な
月ごとの
スケジュールを皆様にお示ししましたが、住民の方には今後の流れとして具体的な
実施月は示さず、作業の流れを示しました。
13
ページ、14
ページは、
町政報告会での質疑、意見です。
過疎イコール財政再建団体と理解している方が多くおり、また、
過疎という名称のイメージが悪いという方もいらっしゃいました。
15
ページは、御参考として、
過疎のことを知らせてほしいという意見が
町政報告会で出たので、
広報真鶴6月号に
特集記事を掲載したものです。
説明は以上でございます。
○(議長) 質問がございましたら挙手をお願いします。
○(町長)
過疎についてはこの先何度か
議会全員協議会を開いて
報告をしていきますので、今まだ当初の初めなので、これから県と打合せをして、
町自体の
計画も議決が必要です。今後随時、
議会全員協議会で話していくので、今日は
報告まででいいんじゃないですか。
質問があれば受けますが、こちらも質問を受けるような状態ではありませんので、何かあったら次のときに質問するような
かたちでしてくれればと思います。
もちろん住民には
町政報告会で
過疎について広報でお知らせしてほしいということなので、広報にはその都度載せていきます。
○(議長) 町長から今後、
議会全員協議会を開き何回か
過疎について
議会との
調整、また共通の認識を兼ねていこうというお話がありましたので、そのようなことでよろしいでしょうか。
○
委員(
二見和幸) ちょっといいですか。この
過疎はずっと
過疎地域と呼ばれるようになるんですか。
○(
企画調整課長) 今回の場合に要件に該当いたしまして、
財政力指数が0.5を割ったり、人口の
減少率がということで、
過疎地域になったんですが、10年に1度
法改正がございます。その際に
法改正で要件が見直されて、例えば
財政力指数が0.6以上ですとか、人口
減少率のパーセントが違うということで
真鶴町が該当しなくなれば、卒業という表現をするらしいですが、
過疎地域から卒業するというような
かたちになります。
○
委員(
二見和幸) 是非ともすぐに卒業したいものなんだけど、これは財産とかに影響はないですか。町民の方も言っているように、
過疎地域って財産も減ってしまうような感じがして、そういうイメージじゃないですか。
○(
企画調整課長) 今のお話は
町政報告会でも出まして、
過疎というとどうしてもマイナスのイメージがあるというお話がありました。確かに観光を売りにしている町にとってはイメージダウンするかもしれませんが、実は
町政報告会でも具体的な例を挙げさせていただいたんですが、例えば北海道小樽市や伊豆半島の南伊豆市など、そのようなところが
過疎地域です。ですが、
過疎に指定されていますが、全然
過疎ということは出ませんし、受け取る方がちょっと捉え方を変えていただければ、
過疎になったから良い恩恵と言いますか、国の新たな
補助を受けられるからついているんだと考えていただければと思います。
○(町長)
過疎っていうそのものを国語的に訳すと、人口が急激に、又は大幅に減少したことを
過疎というんだけど、こういう
過疎地域の指定は人口と財政の要件があるんだけど、人口が減れば財政が減少しますよね。それで
過疎地域指定になってくるんだけど、
過疎そのものは若者から言えばガラガラの町、人手のない町。まさしく
真鶴町はそうなってしまったんだけど、国語的に言えば日本全国どこでもそうなんです、人口が減少しているんです。
過疎債を使っているのが43%なんだから、日本の自治体はほとんど
過疎です。ただ、
過疎っていう名前が悪い。確か観光地でも
過疎債を使っているところはたくさんある。でもその
補助金を良い方向に使っていけば、
過疎っていう名前を
過疎債が使えるという良い方の解釈にしていった方がいいかと。
私は
過疎債を大きく使いたい。仮に私は1号線を拡幅したり、うちも
計画を持っているけど、もっと大きいのは隧道を広めたい。そういう大きな
事業をしたい。1,000万円や2,000万円の
事業はあまり考えていなくて、1億円や2億円かかるものはそれを使ってやりたいという考え方。これが
過疎なんだよというのが住民にも分かると思うんだよね。これに使ったんだよって。そういうことで
計画をしています。
○
委員(光吉孝浩) イメージのことで、
神奈川県で
過疎指定が最初ということで、町長が他自治体の方と話すときに、どういうアナウンスをして、どういう形で、聞こえ的にどういう反応が他自治体からあるとか、そういうのはありますか。
○(町長) ほかの自治体からは「
過疎債が使えて良かったね」と言われます。パーセントでいってるから、21%がうちは23%でしょ。20%のとこもあるわけ。でもそれは使えない、超えなければ。使えないところにしてみれば良かったねということです。ただ、
神奈川県は初めてだから、
神奈川県は私のところに言ってはこない。でも、この辺の2市8町の自治体からは「使えていいじゃん」と言われます。使えるものは使った方がいいんじゃないかと思います。
○
委員(光吉孝浩)
町政報告会でもそういったお話をされていて、自治体の首長の間ではうらやましいということもあると思いますが、住民の方からすると1回そういうのを使ってしまうと脱却できないのかなというのがあるかなと思うんですが、そこら辺そういった外と話すところと町のところで話すこと、使い分けるというか、表現の中で工夫されることはありますか。
○(町長) 逆に
平成32年度で逆転することがあるんです。人口比率が良くなってしまう。そういうときが怖い。
過疎債を使って良い所まで行ったんだけど、今度は人口が伸びて財政力が良くなって当てはまりませんよと言われた方が町が苦労する。元に戻った方がいいんだけど、その辺は各担当と話し合っていきたい。確かに日本中にあります。今までやっていたのが、ほんの1%ほど外れて指定されなかった、それで逆に困っているところもあります。
○
委員(光吉孝浩) 分かりました。バランスとして難しくて、やはり
過疎地域というイメージが悪いですが、若い世代に聞くと若い世帯が入ってきて平均年齢をぐっと下げる効果がある
地域に逆になってくると聞くんです。そのために物件が安かったりするといいと。逆に財産が下がっているから地価も安くなったり、非常に難しいんですが、それによって再生していく、今住んでいる人に対する接し方に気を付けているということですごく安心しました。
3
ページにある、
市町村道という道にも使えるということなので、
町政報告会で例として役場の改修というのが挙げられたんですが、僕なんかは道を直してほしい、観光地なのに道がひどいと言われているので、大きな改修のことを先ほど言われましたけど、このような道のことに使っていただけたらいいなと。今後
計画の中であると思いますが、よろしくお願いいたします。
○(
企画調整課長) 今の御質問に対して的確なお答えになるかどうかなんですが、実は
計画をつくる際に九つの
計画をつくることになっています。産業振興、交通通信体系の整備、情報化及び
地域間交流の促進、生活環境の整備、
高齢者等の保健及び福祉の向上及び増進、医療の確保、教育の振興、
地域文化の振興等、集落の整備、その他
地域の
自立促進に関し必要な事項というような九つの
計画立てをしてということになっておりまして、その交通通信体系の整備、情報化及び
地域間交流の促進という項目には
市町村道や農道、林道そういったものを
計画、
事業として位置付けるとなっていますので、ただいまのところ各課にこの
計画の中に盛り込むようなものについてを出してくれということで、
係長クラスの
庁内調整会議のメンバーから意見徴収等をしている最中でございます。
○
委員(高橋 敦) つい先日、町長に内緒で某官庁の知り合いに会いましたらば、「
過疎地域指定おめでとう」と私も言われました。その後も会ったんですが、「
過疎地域指定から外れないようにね」とも言われまして、その人は
真鶴町が
過疎指定を受けた数字も知っていて、「ギリギリだったよね」という意味も含めて言っていまして、「その辺をキープするのが一番いいんだ」と、プライベートでのことなんでそんな話がありました。
先ほど町長が言われた、確かに1,000万円や2,000万円の
事業ではなくて、億の
事業をと言われましたけど、もっと大きな規模でいいんじゃないかなと。こういうときじゃないと手を付けられないような、それこそ道路の拡幅一つをとっても、隧道の一つをとっても億の小さい金ではなくて、ある程度その上の規模の
事業も出てくるでしょうし、あるいは駅前の門口構想の話もありますよね。あれなんかは、10や100の単位の話になるかもしれないでしょうし、長期にわたる話でしょうし、それが実質3分の1ほどの
負担でできるということであれば、それはそれで非常に意味のあることだと思います。
あるいは民間の金融機関の中でも、そこは
過疎という名前は使わなかったですが、公共
事業と連携して金融機関が手を組んでいくのをやっているんだと。それはある金融会社横浜支店ですが、支店一つで支店長決裁枠が100億です。100億まで支店長の判子1個で出せるというんです。だから、やはりそれだけの需要があるんでしょうし、金融機関側もそれなりのことを考えているんでしょうから、それをうまく組み合わせた上で
計画を立てる段階から考えていかれた方がいいと思います。
もちろん地方創生は続いているわけですから、その流れやその辺を組み合わせてやるべきだと思います。済みません、意見になってしまっていました。
それから、
過疎のネガティブなイメージの話が出ていましたが、初めてだからネガティブになるんです。小樽市と函館市はネガティブ感が全然ないですよね。二つ目、三つ目になったら関係ないんですよ。最初だから記事になってそういうイメージが付くんであって、これから
神奈川県で2番目に
過疎指定を受けた自治体は何にも言われないでしょうね。新聞に小さく載って終わりでしょう。だから、そこら辺はネガティブにならないでいいと思います。
○(議長) 他に質疑がないようですから、議題(2)
過疎地域についてを終わります。
○(議長) 続いて、議題(3)寄附(財産)の
申し出についての
説明を総務課からお願いします。
○(
総務課長) 寄附の
申し出について、資料3をお願いします。
冒頭に資料3につきましては、寄付を希望している方からの文書でございますので、表に出す文書ではございませんので、
議会全員協議会後に回収させていただきます。御理解のほどよろしくお願いいたします。
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○(議長) 質問がございましたら挙手をお願いします。
○
委員(
板垣由美子) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
○(
総務課長) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
○
委員(
板垣由美子) ■■■■■■■
○
委員(青木 繁) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
○(
総務課長) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
○(町長) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
○
委員(光吉孝浩) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
○(
総務課長) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
○
委員(青木 繁) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
○(町長) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
○(
総務課長) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
○
委員(青木 繁) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
○(
総務課長) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
○(議長) 他に御質問はございますか。
○(議長) 質問がないようですので、議題(3)寄附(財産)の
申し出についてを終わります。
○(議長) その他で町長から何かありますか。
○(町長) 駅前のことを
産業観光課長から
説明させます。
○(
産業観光課長) JR
真鶴駅からの御
報告でございます。駅のロータリーにあるスダジイ、12mクラスの幅の広いのが2本とトイレ側にあるスダジイ、こちらの高さは8mなんですが、こちらの木につきまして、JRとしてはやはり健康状態も良くない、根っこが張って工作物にもだいぶ影響が出ている。通行人の安全の確保ができないということで、ここで伐採することが決定したようでございます。
7月18日〜7月25日の間、貴船まつりまでには伐採するという連絡がありました。
○(議長) よろしいですか。
○
委員(
村田知章) それは決定ということですか。
○(
産業観光課長) 本日決定したという連絡がありました。
○(議長) 他に連絡や
報告はありますか。
○(
産業観光課長) NHKの人名探究バラエティ日本人のお名前というのがあります。6月29日の放送です。赤木さん、黒田さん、白川さん、青木さんというような色の付く苗字をテーマにした番組がございまして、その中で青木さんが
真鶴町に非常に多いということで、去る4月にロケがございました。
貴船神社の宮司さんが頼朝の関係、しとどの窟、半島のアオキの
説明を撮影し、役場でも青木さんに何名かインタビューを撮っております。ほかの苗字の関係でどのくらい放送されるかは分かりませんが、こちらの放送が6月29日の木曜日、19時30分から20時15分までNHKで放送されます。再放送は翌週の月曜日の24時10分から55分までです。
○(議長) 他にございますか。
○(町長) 3年前の
議会で話が出ておりましたが、亀ヶ崎の廃ビルと言ってはおかしいですが、登記登録をしていない、道路から下に4階建ての建物があるんですが、そこで町外の若者がペインティングをしているということで、警察から6月5日くらいに連絡がありまして、中に入ってはいけないのに入って4人ほど検挙したと。また、二人ほど少年が入ってきたので検挙したと。町ではあそこを塞いでくれればいいのにと。塞いではいるんですけど、鉄筋が切られたり、ロープなので入られたり、もしあそこで事故が起きると町の責任、過失となると警察から言われました。
色々調べていくと、■■■■、次が■■■■、■■■■■■■に移ってはあそこを126人の収容施設をつくろうと思った。それに対して町も良い施設ですからということで、建築確認ではなくて、国土利用の方でもっていった。町はいいですよということでもっていったけれども、県は駄目だと。ということで、建物がそのまま残っている状態。■■■■はそこの権利を放棄しました。それも亀ヶ崎の水槽と一緒にです。今あそこは所有者がいない状態です。でも、その土地は
真鶴ということで、何か起きたときには町が絡んでくる。あそこを人が入らないように囲うべきか、建物を壊すか、それとも中の壁だけを壊すか。色々な方法があると思います。事故が起きてからでは遅いので、近々の補正に上げていかないと。町が建てた建物じゃないので悔しいんだけど、相手方がいないんです。
今あそこがインターネットで話題になっていますが、危ない状態ですので警察からは何とか入らない対策や、取り壊すことをしてくださいということが私のところに連絡がありましたので、
議会と相談しながら何らかの措置をとりますという話をしてあります。
繰越が幾らあるのか分からないですが、1,000万円は掛かるのではないかと思います。やり方によっては色々あると思います。ちょっといらない施設がうちの方で壊すよって言っても、あそこは特別
地域ですから、ない所に建物があるという感じですから、それを壊すのに何と言ってくるかまだ分かりません。うちは壊すだけでは済まない問題もありますので、特別
地域は触れないということが怖いとこなんですね。その辺はどういう始末をしていくのか。ゆくゆくは壊さなくてはいけない。警察からは逆のことを言われて。そういうことで調べて御
報告しますが、最終的には壊すのが一番いいかと。
鉄格子で入れないようにしているんですが、その鉄格子を切ってしまっていますから、最終的には取り壊すのではないかと思います。
以上が
報告でございます。
○
委員(岩本克美) 見た感じだとコンクリと鉄筋だと思うんですけど、コンクリを壊してそのままということにはいかないですよね。廃材の処分まで考えないといけない。それは十分承知していると思いますが、結構大変な気がします。実際に入れないようにしてもいくらでも入れてしまうと思うので厄介だと思いますが、基本的には壊して綺麗にして廃材も処分するという方向になるんじゃないですかね。
○(町長) 壊すにしても道路と建物が5mないんじゃないかな。こちらの塀で道路を持っている感じ、こっちの塀をとると道路が行っちゃうかもしれない。取りあえず私は絵を塞ごうと思って、絵が描いてある壁はブロックなんです。それを叩けば取れてしまうから、それだけでも先にやろうかなと思ったんですけどね。確かに中は私が思っていたよりも綺麗です。壁に絵を描いているんだからそれを取ってしまえばたぶん違うと思うんだけど、人が入って落ちることが怖いから、そうすると警察はそれなりに防護柵をつくらないといけないとか、入れないようにしなさいとか言ってるから、それを片付けるためには取り壊しになってしまうかなと。ただ、県が触らせてくれるか。触れたとしても残骸を全部取っ払えよと、道路側の壁まで取れと言われたときには怖い気がする。
確かあの先に小さい橋があるんです。一方通行の周りが橋ですから、あの橋は昔壊れたんです、あの橋の下が。それで補強したんですけど、ちょっと弱いところがあるんです。
○
委員(
村田知章) 人がいっぱい来るということは、安全対策をして有効活用するということは不可能なんですか。耐震性の問題ですか。
○(町長) その建物が建築物として登録されていない。それを扱うこと自体おかしい。それを使うということなら登記しなくてはいけない。登記するならそれなりの建築法もかかってくる。なので難しいです。
○
委員(青木 繁) 飛躍して横道ずれているようなことなんですが、町長が御存知かどうか分かりませんが、私より1級上の先輩が昔あそこから転落して亡くなっているんです。その人の名誉にかかわることなので、あまり言いたくはないんですが、その転落した人はまだ学生だったんですが、あの建物の横から転落して即死だったんです。ですから、そういう危惧も含めて町長も何とかしようという意識もあるんでしょうけど、確かにあそこを取っ払った後の、ある意味県からきちんと復元保全をしろと言われることも予算が掛かって怖いということで悩んでいらっしゃると思うんですが、基本的には今町長が言ったように絵を消す応急措置で仕切りをして立ち入り禁止だというのを現状の物の以上の物で、できるだけの予算でやっていけば、それ以上町は管理体制をとったということにできると思うんですけど、いかがでしょうかね。
○(町長) 一応鉄格子で入れなくしてはあります。でもそれは切られちゃいました。入ったこと自体は不法侵入だとか、あそこは登記されていないからあれだけど、ただ警察はそれでも入って事故が起きたら町に過失の責任は出てくると。
○
委員(青木 繁) 警察の見解はそれであっても町側としてはこれだけのことをしたんだから、それ以上のことは自己責任だというのは無理でしょうかね。
○(町長) 責任の持っていくところがないんですよ。警察もそうだと思います。土地は町だから来ちゃうんだけど、警察も困っていると思います。中に入ったのを捕まえるのは警察の仕事ですから、それは何ともないんですど、そこで事故が起きたとき、町はあそこに何とかして人が入れるというのを分かっていますから、その措置をしなければならないでしょう。
弁護士とも相談しながら動きます。
○(議長) この話をこれ以上進めても、今いったような状況、経過をえないと町長も手が打てないということなので、この件はよろしいでしょうか。
○(議長) それでは全員
協議会を閉会いたします。
(閉会 午後3時21分)...